公開:2007/08/12 /更新:
ドアスコープをコンパクトデジカメに付けて、魚眼レンズ風の撮影ができると以下の記事で知りました。
@niftyデイリーポータルZ。ドアスコープで魚眼写真
これは簡単にできそうだし、面白そう。やってみることにしました。
ホームセンターで、ドアスコープを入手します。2、3種類置いている場合がありますが、一番安いのを買ってきました(600円くらい)。デジカメのレンズに装着するためのアダプターをペットボトルのフタに厚紙を巻き付けて作りました。 撮影するときは、ズームして、ドアスコープの視野がデジカメの画面に円形に写るようにします。実にお手軽に魚眼レンズ風の撮影ができるようになりました。しかし、ドアスコープ内部はつやつやしていて、内面反射が多いので、明るいところで使うと白っぽい画像になります。なんとか改善できないものか・・・。 |
ドアスコープを分解してみました。凹レンズが2枚と覗く方に凸レンズが1枚入っていて、黒いプラスチックの筒でレンズの間隔があけられていました。ねじ切りされた鏡筒はギリギリまで短く切りました。内面反射を減らすため、つや消し黒のスプレーで塗ってみました。 |
組み立てたところ。つや消し前よりも内面の反射が減ったような気がします。眼で覗いた感じは、コントラストが改善したように思います。手持ちでも使えないことはないのですが、これをデジカメのレンズの前に固定する方法を考えます。 |
100円ショップで「クラフト紙管ラック」のキャップを買ってきました。黒いプラスチック製のキャップです。これにドアスコープがねじ込める穴を空け、手持ちのKenko製のFS-28アダプターに付けました。これで直径28mmのフィルター枠にねじ込めます。 |
窓際のツユクサの葉を撮ってみました。改善は見られますが、やっぱり白っぽく写りますし、解像度もいまいちですね。もう少し高級なドアスコープなら、使える魚眼アダプターになるかも知れません。 メーカー製の魚眼アダプターはとても高価なので、このくらいの投資で雰囲気が楽しめれば、良いかも知れません。 ドアスコープで魚眼レンズアダプターを自作されている方のサイトで、とても高性能なドアスコープが市販されていることを知りました。これを入手できれば、かなり性能の良いものが作れそうです。 デジカメとあそぼう>フィットの180°ドアスコープ フィット製高解像度ドアスコープ(5群6枚構成) このフィットさんでは、魚露目8号というコンパクトデジカメ用魚眼コンバージョンレンズの販売もしています。 |