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石狩鍋に入れてもらえなかった白ネギの切れ端をもらって観察です。タマネギの薄皮と同じですね。ネギの茎は、葉が何重にも巻いて重なり、茎のように見える部分なので、偽茎(ぎけい)といいます。巻いている葉を剥いていくと、剥いた葉の内側に薄い膜が付いていますね。これを顕微鏡で見るというわけです。細胞1層の薄い膜なので、観察しやすいのですね。
剥がした膜は丸まりやすいですが、スライドグラスに付けて、水を1滴、柄付き針などで広げてやります。
左:葉の内側にめくれている薄い膜。
中:水で封入して観察。
右:「歯みがき上手」で染色して観察。細胞の核が染まっていますね。
公開:2005/02/27 /更新: