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南米原産の多年草で、関西付近では野生化しているのをたまに見かけます。黒っぽい実をつぶすと、中は真っ白な粉状になります。これも夏の間中、次から次へ花を咲かせる草ですね。花粉も大きく、観察材料としてはもってこいの花です。
写真左:オシロイバナの花。
右:花粉。2つ繋がったみたいに写っていますが・・・。点々とくぼみがあって、ミカンやサンショウの実のようだ。
オシロイバナ科の植物は、この他ではブーゲンビリア(イカダカズラ)くらいしか馴染みがないんですが、沖縄や小笠原などに行くと、オオクサボク(別名ウドノキ)という樹木も自生しています。オオクサボクの実は、粘液を分泌して鳥などに付着して運ばれるのだそうです。
▼オシロイバナ Mirabilis jalapa L. (オシロイバナ科)
公開:2005/08/18 /更新: