●K-mal's HP >小さな世界を覗いてみよう >観察例目次
アクリル製のペン立てを水槽代わりにして、ウィローモスなどの水草を育てています。それほど熱心に世話をしているわけでもなく、水が減ってきたら、少し足すくらいで放ったらかし状態です。そんなコップ1杯にも満たない水の中にもたくさんの微生物が暮らしているはずです。たぶん、ゾウリムシの仲間はいるだろうなと思っていたので、観察してみることに・・・。
写真左:ペン立ての水槽。半分くらい水がある状態で水草を育てています。たまに水を足すくらい。ここに割り箸の先を入れて、中央にくぼみがあるホールスライドグラスに1滴採取して、顕微鏡で覗いてみると・・・。
中:顕微鏡の低倍率(40×くらい)の視野。なにか動いています。大小いろいろな形の微生物がいます。動くのが結構早いですね。
右:大きくて緑色したヤツを拡大した写真。動きが早いので、水が少なくなって、あまり動けなくなったところを撮影。図鑑で調べると、ミドリゾウリムシというヤツらしい。体内に共生する藻類から栄養を受け取っているそうです。光に当たっていれば、自然と食べ物が得られるなんて、いい身分だなぁ。
公開:2005/06/22 /更新: