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クロマツの花粉の観察例

春のポカポカ陽気のフィールドで、神社境内に植えられたクロマツの枝先に花が付いているのを見つけました。マツの花粉は風媒です。風に乗るための空気袋を2つ付けた独特の形をしているそうですので、顕微鏡で見てみたかったものです。


写真左:クロマツの雄花。小さな松ぼっくりのようです。触れると大量の花粉を落とします。
中左:落射照明で観察。白っぽくて、艶があります。
中右:ミッキーマウスの耳みたいに2つの袋が付いていますね。
右:アルコールで封入して観察。教科書で見たことのある姿そのままですね(当たり前か?)。でも実物を見るとやはり感激しますよ。



<参考になるサイト>
▼クロマツ Pinus thunbergii  (マツ科 マツ属)
岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科、植物生態研究室(波田研)のホームページにありました。
▼植物-マツ-花粉4 (600倍)
八戸市総合教育センター 電子顕微鏡写真教材の中の1ページ
▼クロマツ・アカマツ
花粉症Leaening 花粉辞典より

公開:2005/04/24 /更新:

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